こんにちは、自然野菜のら 百姓・中野牧人(なかの まきと)です。
千葉県我孫子市の畑で、できるだけ自然に育つ美味しい野菜づくりを目指し、農薬・除草剤・化学肥料不使用で育てています。
自家製堆肥、有機質肥料を使用していますが、肥料は与えすぎず適量を心掛けています。
東京・上野からJR常磐線で約35分と都内近郊でありながら
田んぼと大きな空が広がる風景の中、年間約150種類の野菜をレストランや顔の見えるお客様にお届けできるように小規模で生産しています。
2008年1月に、30年以上耕作放棄地だった畑を開墾し始めてから16年…
![](https://norafarm.com/wp-content/uploads/2022/10/t_4mimoza.jpg)
最初は友人とスケボーパークを作るつもりが、その横でちょっとジャガイモ植えてみようから始まって、だんだんと農業になってきました。
高校生の頃から一次産業に興味は持っていましたが、はじめたきっかけは、
![](https://norafarm.com/wp-content/uploads/2015/06/test1.jpg)
農業って面白いなと感じることがあったから。
大学在学中に三重で出会った農家の方は、すごく魅力的だった。
「農業って大変ですよね?」と聞くと、「農業は楽だよ」と。
そうして、たまたま友達の親戚が持っている放棄地を借りられることになり、なんとなく始める。
なんとなく、有機が良いような気がして、なんとなく無農薬。
自分が気持ちのいい方へ、楽しい方へなんとなく続ける。
先生、先輩、仲間に聞きながら、
何をすると野菜は良く育って、何をすると元気がなくなるのか。
クワを使うとどれだけ疲れるのか、手で堆肥を作ろうとするとどれだけ大変なのか。
肥料をやらないと、どれだけ育たないのか。
草を刈らないとどうなるのか。
農薬をまかないと、どれだけ虫にやられるのか。
どれだけ売れば、良いのか。
食べた人が美味しいと言ってくれると、どれだけ嬉しいのか。
感じる———考える
何が出来て、何が出来ないのか。
何がやりたくて、何がやりたくないのか。
できるだけ自由に考えて、なるべく頑固にならないように畑を自由に使いたい。
野菜だけではなくて、やりたいことが出来る場として。
のらは常に変化を続ける畑。
野菜から樹、昆虫や鳥、動物と人、場所とアイディア。
野菜に面白さを感じるように、昆虫やアイディアにも面白さを感じる。
コンセプトは、ゆったりとやっていく中で見えてくると思っている。
決まっているのは、自然を活かしながら野菜を作って食べていくということだけ。
楽しくて、嬉しい流れに逆らわないように、時には大変でも頑張って農業をやっていきます。
![花曇り](https://norafarm.com/wp-content/uploads/2015/06/t4.jpg)
たまたま借りることになった耕作放棄地で、
コンビニや飲み屋さんのアルバイトをしながら畑を耕し、
できた野菜を売ってみた流れで新規就農…
まったく計画的ではないけれど、
さまざまな人と出会って、そのご縁で繋がってきた畑仕事
はじめた頃からの出来事や変化を
コチラのページでまとめてみました^^
たまに振り返ると、
本当に多くの人にお世話になっているのだと
感謝の気持ちでいっぱいになります。
変化の激しいこの頃ですが、
野菜作りや堆肥作りを通して、
様々な人の役に立てるように頑張ります!
農作業をしていると、
身体は食べ物を通して土からできている、
自然とつながっていると感じます。
美味しい野菜を食べて、健康に生きることは
楽しく幸せに生きる時間が増えることだと思います。
![](https://norafarm.com/wp-content/uploads/2022/10/t_marigold.jpg)
社会情勢や気候変動の話題などで
今の自分達の活動や今後のことなど考える機会も多くなり
できるだけ多くの人が
心穏やかに平和に暮らせるために
自分達にできることは何だろうと真剣に考えた結果、
改めて
楽しく食べ物を作り共有できる場所をつくることに
行き着きました。
身近な人たちと美味しい楽しいを共有できる場所が少しづつ拡がっていくように活動していきます。
本当にやりたいこと以外はできない性格
だからこの場所を作ってきたところもあります。
誰かにとって、
やりたいことができる場所であったら
さらに嬉しいです。
![moon](https://norafarm.com/wp-content/uploads/2023/03/20221108moon1-1024x430.jpg)
使う言葉には
その人の世界の捉え方が表現されているのだと
堆肥の師匠から学びました
身体の感受性を高め
論理に感覚を奪われないように
自ら能動的に言葉を使うように
頭も身体も心も
バランスよく全身を使って
美しく楽しい世界を感じる瞬間が
農作業にはたくさんあります